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首を左右あるいは上下に動かすと痛む。

首を左右、あるいは上下に動かすと痛む

 

首を動かした時に出る痛みについて解説、施術法の紹介です。

いわゆる「寝違い」はプロセスが異なりますので本稿では省きます。

 

すごく痛いわけではないけど首をある方向に動かすと痛い、あるいは動かしづらい・・

肩こりと連動していることも多く、頭痛にも発展していく症状ですね。

 

普段自覚していなくても、ご来院頂いて実際に首を動かしていただいたときに初めて痛みに

気づく方もすくなくありません。

また、何もしなくても痛みがある場合でも

「この角度は辛い」「この角度だと少し楽かな?」といったパターンがあることが多く、

それらの情報から首の状態をある程度把握できます。

 

簡単な指標として

向いた側の逆が痛む場合

右を向く時に左が痛い、という場合は

筋肉の過緊張による痛みの可能性が高いです。収縮して伸びなくなっている時に牽引力が

かかって痛んでいる状態ですね。この場合、首回りのどの筋肉が収縮しているかを見極め、

適切に緩和操作を加えることで改善が見込まれます。

 

向いた側と同側が痛む場合

右を向くと右が痛い、知覚的には「引っかかるような痛み」と表現される方も

少なくありません。このパターンですと、筋肉の痛みの他に

頸椎の関節痛の可能性が出てきます。

動こうとする関節そのものに歪みによる引っかかりが生じ、そこがぶつかりあって痛んでいるのです。

分かりやすい例としてふすまや雨戸のような「引き戸」を想像してみてください。

レールにはまっているときはスムーズに動きますが、外れかかると動きづらくなりますよね?

この外れかかっている状態が、まさに首に起きているとこの症状が出てきます。

 

こうなるとなかなかマッサージ的な治療だけでは治らず、矯正の必要性があります。

 

首回りはデリケートな部分で、矯正には高い知識と技術力が必要となる部位です。

当院では15年以上のキャリアを持つ矯正のプロが施術いたしますので、

安心して施術を受けていただくことができ、高い効果があるとのお声を多数頂いております。