首を左右あるいは上下に動かすと痛む。
作成日 2015年10月23日(金曜)20:54
首を左右、あるいは上下に動かすと痛む
首を動かした時に出る痛みについて解説、施術法の紹介です。
いわゆる「寝違い」はプロセスが異なりますので本稿では省きます。
すごく痛いわけではないけど首をある方向に動かすと痛い、あるいは動かしづらい・・
肩こりと連動していることも多く、頭痛にも発展していく症状ですね。
普段自覚していなくても、ご来院頂いて実際に首を動かしていただいたときに初めて痛みに
気づく方もすくなくありません。
また、何もしなくても痛みがある場合でも
「この角度は辛い」「この角度だと少し楽かな?」といったパターンがあることが多く、
それらの情報から首の状態をある程度把握できます。
簡単な指標として
向いた側の逆が痛む場合
右を向く時に左が痛い、という場合は
筋肉の過緊張による痛みの可能性が高いです。収縮して伸びなくなっている時に牽引力が
かかって痛んでいる状態ですね。この場合、首回りのどの筋肉が収縮しているかを見極め、
適切に緩和操作を加えることで改善が見込まれます。
向いた側と同側が痛む場合
右を向くと右が痛い、知覚的には「引っかかるような痛み」と表現される方も
少なくありません。このパターンですと、筋肉の痛みの他に
頸椎の関節痛の可能性が出てきます。
動こうとする関節そのものに歪みによる引っかかりが生じ、そこがぶつかりあって痛んでいるのです。
分かりやすい例としてふすまや雨戸のような「引き戸」を想像してみてください。
レールにはまっているときはスムーズに動きますが、外れかかると動きづらくなりますよね?
この外れかかっている状態が、まさに首に起きているとこの症状が出てきます。
こうなるとなかなかマッサージ的な治療だけでは治らず、矯正の必要性があります。
首回りはデリケートな部分で、矯正には高い知識と技術力が必要となる部位です。
当院では15年以上のキャリアを持つ矯正のプロが施術いたしますので、
安心して施術を受けていただくことができ、高い効果があるとのお声を多数頂いております。