なかなか治りが悪い・・そんな時は?
作成日 2019年11月22日(金曜)10:46
なかなか治らない症状ってありますよね。
もちろん重症の方が治るには相応の時間と回数が必要です。
しかしそれほどでもないのにあまり良くならない人ってたまにお会いします。
ほとんどの場合は日常生活に致命的な原因がありますので、代表的なものをいくつか挙げてみます。
①姿勢が悪い
影響しやすい部位:全て
これはもう私が一番うるさくお伝えしているところですね。これが悪いと非常にもったいないです。
ダイエットの為に10キロ走った人がそのあとラーメン大盛り食べていくら走っても痩せないと嘆いているようなものです。
ほとんどの方にとって座る時が一番姿勢を崩します。
②サンダルや安定性のない靴での長時間歩行
影響しやすい部位:腰、ひざ、足首、足底など
夏場などはサンダルで散歩したりすると気持ちいいですが、これは非常に良くないです。
サンダルでの移動は最大でも10分、できれば数分以内に収めるべきです。
公共施設などでスリッパで長時間過ごして足の裏や腰が非常に疲れてしまった経験ってあると思います。
クッション性に乏しく足に固定されていない履物は本当に負担がかかります。
サンダル履きで犬の散歩などされている方はご注意ください!
③安静にできていない
影響しやすい部位:全身だが、特に肩関節
五十肩の方に多いです。 五十肩の初期症状はとにかくズキズキ、寝ることもままならないほど痛いですが、
こういった時はまず安静第一です。動かさないと固まってしまうから!と言って歯を食いしばって肩を回している人がたまにいますが
非常に危険です。確かにリハビリなどで痛みに耐えて動かすというシーンはありますが、動かすか安静にするかを自己判断で
行うととりかえしのつかないことになる恐れがあります。少なくともズキズキしている時は安静に、が基本です。
放置すれば2、3年患う五十肩ですが、正しくケアすれば3ヶ月~程度で良くなるケースもたくさんあります。
④過剰なオーバーワーク
影響しやすい部位:全身だが、特に肩こり
長年患っていた肩こりもしっかりと背骨を整えていけばどんどん良くなります。
しかし中には途中からまた肩こりに悩まされる人がいらっしゃいます。
よくよく話を伺うと調子が良くなってきたから一日8時間だったデスクワークを10時間に増やした、というんですね。
カイロプラクティックは悪い状態を普通の人の状態に戻すだけです。何をしても疲れない完璧超人にするわけではありません。
身体を酷使したツケはいつか必ず帰ってきます。ご自愛くださいませ。
今回ご紹介したものは一例ですがまだまだたくさんあります。
気になる癖がある方はお気軽にご相談ください!
トータルボディケアオアシス
院長 安孫子